アーセナルはバルセロナMFデニス・スアレスの獲得に近づいているが、本当にスアレスは必要な選手なのか。疑問を口にしたのはクラブOBデイビッド・シーマン氏だ。
スアレスはセビージャで現アーセナル指揮官ウナイ・エメリと仕事をしており、エメリもスアレスの特徴は理解している。攻撃にアクセントを加える存在になるはずで、エメリの哲学を分かっているのは大きい。
しかし英『TalkSport』によると、シーマン氏はMFよりも守備の補強が先と考えている。相変わらずアーセナルは失点が多く、守備陣に怪我人も出ている。同氏からすると優先順位が違うと感じたようだ。
「我々にMFは必要ないよ。必要なのはDFだ。大きな怪我をしている者もいるし、良いDFを補強しないといけない。エメリは彼のことを理解しているが、私としてはDFが欲しい。攻撃面に関しては素晴らしいが、守備はどうだ?シーズンを通して上手くいっていない。現時点で機能していないし、フラストレーションが溜まるよ」
失点数を減らすことが優勝へ近づくための条件と同氏は考えているのだろう。特に同氏はクラブを代表する名GKだっただけに、失点の方が気になるようだ。スアレスも大きな補強となるはずだが、何よりも先に手をつけるべきは守備か。