でんぱ組・成瀬瑛美、大好きな「プリキュア」主演抜てきに「夢がかないました!」

テレビ朝日系で2月3日より放送開始のアニメ「スター☆トゥインクルプリキュア」(日曜午前8:30=ABCテレビ制作)と、3月16日に全国公開される劇場版アニメ「映画プリキュアミラクルユニバース」の合同記者会見が行われた。テレビアニメの主役・星奈ひかる(キュアスター)役のでんぱ組.inc・成瀬瑛美のほか、羽衣ララ(キュアミルキー)役の小原好美、天宮えれな(キュアソレイユ)役の安野希世乃、香久矢まどか(キュアセレーネ)役の小松未可子が初お披露目となり、劇場版アニメのゲスト声優・梶裕貴と爆笑問題・田中裕二も登壇した。

2004年「ふたりはプリキュア」でスタートしたシリーズ16作目となる今作は、史上初の宇宙人プリキュアが登場し、地球を飛び出して宇宙で冒険。歌って踊って衣装を描いて変身する姿を、なつかしさのある80年代のテイストと最高のキラキラ画像で描く。

主役に抜てきされた成瀬は「大好きな『プリキュア』のオーディションを受けられるかもという時点で大興奮だったんですけど、なんと本物の『プリキュア』になることができました。夢がかないました!」と喜んだ。小原は「私が演じるミルキーは『プリキュア』で初めての宇宙人ということで、ミルキーとともに1年間頑張っていきたいです」と意気込んだ。安野は「普段はおとなしい役が多いですが、どうせチャレンジするならとことん思い切った挑戦にしようと、強い女の子で笑顔の象徴でもあるキュアソレイユを頑張ります」、小松は「オーディションを5年間受け続けさせていただいて、そのたびにご縁がつながず…。でも、『この期間はきっと皆さんにキラキラしたものを与えられるようなエネルギーを貯める期間なんだ』と言い聞かせていました」とそれぞれ語った。

2部制で行われた会見の2部に登壇した梶は「9歳下の妹が『プリキュア』の大ファンで、今回の出演を喜んでくれました」と家族とのエピソードを披露。さらに、「HUGっと!プリキュア」で男の子のプリキュアが誕生して話題になったことについては「そんなチャンスがあれば僕もなりたい。誰でもみんながプリキュアですから、僕もプリキュアとして声優業を頑張っていきたい(笑)」と応じた。

会見で出演が発表になった田中は、「子どもが『パパ、プリキュアに出るの!』と喜んでくれました」という家族のリアクションとともに、「太田(光)は声優やナレーションの仕事が大好きで、僕にそういうのがあると嫌がる。『なんでお前なの? キャスティングするセンスがないな!』とやっかまれています」と相方からの嫉妬を明かした。

「映画プリキュアミラクルユニバース」では、「スター☆トゥインクルプリキュア」のほか「HUGっと!プリキュア」「キラキラ☆プリキュアアラモード」の3作が共演し、ミラクルライトの秘密に迫る。田中はその秘密を知る大統領役、梶は大統領の側近で宇宙の平和を守る警備隊員・ヤンゴ役を務める。

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