バイエルンが2億ユーロ超えの”超大型補強”!? 若返りミッション本格化

若返り求められるバイエルン photo/Getty Images

今季限りでのバイエルン退団を表明しているFWアリエン・ロッベンを筆頭に、バイエルンはベテラン選手が多く所属しているチームだ。そろそろ本格的に若返りしたいところで、クラブは徐々に動きを強めている。

独『Sport Bild』によると、バイエルンは来季へ向けて大型補強へ乗り出す考えだという。すでにシュッツトガルトからフランス代表DFベンジャミン・パヴァールの獲得を発表しており、パヴァールは来季からチームに合流する予定となっている。獲得には3500万ユーロの移籍金が動いたとされており、こちらも決して安価な補強ではない。

それに加え、バイエルンはライプツィヒFWティモ・ヴェルナー、チェルシーFWカラム・ハドソン・オドイ、レヴァークーゼンMFカイ・ハヴェルツ、アトレティコ・マドリードDFリュカ・エルナンデスをリストアップしていると同メディアは伝えており、これらのターゲットを揃えるには2億5500万ユーロは必要と見られている。

ハドソン・オドイは今冬にもオファーを出したと伝えられている若きサイドアタッカーで、ロッベンやフランク・リベリの後継者には最適だ。またアトレティコのエルナンデスもパヴァール獲得前から盛んに噂されていた選手で、こちらも22歳と若い。ジェローム・ボアテング、マッツ・フンメルスの後継者候補となるはずで、そこにニクラス・ズーレも加えれば盤石だ。

ハヴェルツに関しては獲得を急いでいないようだが、将来の司令塔候補としてチェックは続けられている。ヴェルナーもバイエルンのスタイルに合うか疑問視されているところはあるものの、ドイツ代表のエース候補として注目されるのは当然だ。ハヴェルツは来季以降の動きが定まっていないハメス・ロドリゲスの後釜候補で、ヴェルナーはロベルト・レヴァンドフスキの後継者候補だ。

またベンフィカの19歳MFジョアン・フェリックス、エルナンデスの代わりにエスパニョールDFマリオ・エルモソにも目をつけているという。いずれにしてもバイエルンが世代交代へ本格的な動きを見せるのは間違いない。次の市場で主役となるのはバイエルンか。

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