3つの大会があった1月を乗り越えた”ビッグ6”は、今度は欧州舞台が再開される2月を迎える。タイトルに直結するゲームが数多く控えている今月を、チェルシーやリバプールは乗り切ることが出来るか。
【プレミアリーグ】守備が完全崩壊したチェルシー…今季最多4失点でリーグ5位転落
前節ボーンマス戦で0-4と屈辱的な敗戦を喫したチェルシー。傷を癒す間もなく、週末に本拠地スタンフォード・ブリッジでハダースフィールド・タウンを迎える。プレミアリーグデビュー戦でシュート0本に終わったゴンサロ・イグアインに一抹の不安を残すものの、チェルシーはハダースフィールドとの相性抜群だ。直近15試合で負けておらず(11勝4分け)、最後に負けたのは約20年前の1999年10月まで遡る(0-1)。また、エデン・アザールは最下位のチーム相手に上質なスキルを発揮しており、最近7試合で5ゴール4アシストと9得点に関与している。
第24節で2位以下の勝ち点差を「5」とわずかに広げることに成功したリバプール。ライバルが苦戦している間に逃げ切りを図りたいところだ。勝ち点を重ねたいこの時期に、第25節のウェストハム・ユナイテッドは絶好の相手だ。対ウェストハムとはプレミアリーグ4連勝中に加え、全てのゲームを4得点で勝利(4-0、4-1、4-1、4-0)。得点ランク1位のモハメド・サラーは、ウェストハム戦直近3試合で5ゴールに関わっている(4ゴール1アシスト)。さらに、リバプールに加入してから61試合48得点を挙げているサラーは、今節2ゴール以上決めればクラブ史上最速の50得点到達となる。