ニコ・ヒュルケンベルグは、ルノーF1チームが2019年にさらなる一歩を踏み出すだろうと楽観的だ。
「状況はポジティブだよ」と31歳のヒュルケンベルグは語った。
2018年はパワーユニットの信頼性問題に悩まされたルノーだが、2019年の2月上旬には最新鋭のエンジンテストベンチが稼働予定だ。そのため、チームは今後に向けて大きなアドバンテージを持てると自信を見せている。
「2017年は(コンストラクターズ選手権)6位で2018年に4位に上がったということは、全般的に見れば良い進歩だ。でももちろんそれだけでは十分じゃない。僕たちはもっと上にいきたい。より向上し、速くなりたいんだ」
「2018年は、ポジティブなことがたくさんあった。僕たちがより向上し強くなれた点があったんだ。でも焦点を置いて取り組むべき領域がまだいくつかある」
2018年のルノーは、あるコースでは他のコースに比べて、より競争力を発揮できていた。ヒュルケンベルグは、F1第11戦ドイツGPの5位などコンスタントに入賞を続け、最終的にチームメイトのカルロス・サインツJr.を上回るドライバーズランキング7位で終えている。
「目標は、今年すべてのコースでより一貫性を出し、コースの特性に関わらず競争力を発揮することだ」
またヒュルケンベルグは、レッドブルからルノーに移籍してくるダニエル・リカルドが新しいチームメイトになって喜んでいるという。
「彼を迎えることに何の問題もないよ。とてもポジティブなニュースだし、おかげでチームの士気も上がる。彼から役に立つ情報も入るだろうしね。これからどうなるか様子を見ることにしよう」