ユヴェントスが解決しなければならない問題といえば、センターバックの世代交代だろう。今でもレオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニの2人の存在が大きく、特にキエッリーニは34歳と大ベテランだ。そろそろ後継者を確保しておきたいところだろう。
チームにはダニエレ・ルガーニもいるが、伊『Gazzetta dello Sport』は今夏にもユヴェントスがセンターバックの補強に動くと見ている。候補者に挙げられているのは全部で3人だ。
まず1人目は欧州中が注目するアヤックスDFマタイス・デ・リフト。19歳と若いが経験も豊富で、今冬にバルセロナと契約したMFフレンキー・デ・ヨングと並んで世界を騒がせるオランダサッカー界のホープだ。争奪戦にはなるが、デ・リフトを引き抜くことができればパーフェクトだろう。
2人目はアトレティコ・マドリードのステファン・サビッチだ。こちらは28歳なので若手とは呼べないが、今回紹介された3人の中では最も経験豊富な選手だ。何よりフィオレンティーナでプレイしていた経験があるため、セリエAの戦いを理解している。即戦力になるのは間違いない。
最後の3人目は昨夏ジェノアに加わったU-20アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ(20歳)だ。この中では欧州での経験が最も少ないが、今季はジェノアでリーグ戦13試合に出場。着実にジェノアでステップアップを果たしている。
堅守を誇るユヴェントスのセンターバックはかなりプレッシャーのかかるポジションだが、ユヴェントスは夏に誰を獲得するのか。センターバックの世代交代への一歩となるはずだ。