4日(月・立春)にかけて春の嵐から冬の嵐へ 気温の変化にも注意

4日(月・立春)にかけて春の嵐から冬の嵐へ 気温の変化にも注意

 4日(月)にかけては、西日本を中心に大気の状態が非常に不安定となり、落雷や突風、急な強い雨に注意が必要だ。また、4日(月)は、北日本を中心に暴風や猛ふぶきとなるおそれがある。

4日(月)未明の発雷確率

 3日(日)から4日(月)にかけては、日本海を低気圧が発達しながら進み、また低気圧からのびる前線が本州付近を通過する見込み。このため、特に暖かく湿った空気が流れ込む西日本を中心に大気の状態が非常に不安定となり、4日(月)明け方にかけて落雷や突風、急な強い雨に注意が必要だ。また、前線が通過するまでは南風が強く、気温も高めに推移する見通し。積雪の多い所ではなだれなどにも注意が必要となる。

風と波に関する全般気象情報

 4日(月)の日中には、次第に冬型の気圧配置が北日本を中心に強まる見込み。このため、北日本では北よりの風が強まり、暴風となるおそれがあり、海はしけそうだ。北海道を中心に猛ふぶきにも警戒が必要となる。また、全国的にも北よりの風に変わり、日中気温が上がる所も夜には一気に冬の寒さが戻りそうだ。東京では4日(月)の最高気温は19℃の予想だが、5日(火)の朝は3℃まで下がる見込み。

週間天気予報

 その先も、今週は短い周期で天気・気温とも変化し、6日(水)と9日(土)頃は東京など太平洋側でも雨か雪が予想されている。この先は、体調管理に引き続き注意するのとともに、こまめに天気予報を確認し、雪への備えなども確認しておいた方が良さそうだ。(気象予報士・佐々木聡美)

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