第53回スーパーボウル 試合の鍵を握る2人

アメリカンフットボール 試合サマリー

第53回スーパーボウルは日本時間2月4日 (月)8:30、3シーズン連続11回目の出場となるニューイングランド・ペイトリオッツと17シーズンぶり4回目の出場のロサンゼルス・ラムズが激突する。

ペイトリオッツの名将HCベリチックと史上最高のQBと名高いベテランQBブレイディは今回のスーパーボウルで9回目の出場となる。

対照的に就任2年目のラムズの若きHCマクベイとドラ1QBゴフは両者共にスーパーボウル初出場。両チーム共にカンファレンスチャンピオンシップではオーバータイムまでもつれ込む壮絶な戦いを繰り広げスーパーボウルにたどり着いた。

世界最高峰の試合の鍵を握る2人の選手を紹介しよう。

まずはペイトリオッツ攻撃の切り札、背番号11番WR(ワイドレシーバー)ジュリアン・エデルマン。素晴らしい運動能力とフットボールインテリジェンス、そして何より長年ブレイディと組んで育まれたコンビネーションが強みのリーグを代表するWRの1人。前節のカンファレンスチャンピオンシップではパス攻撃のメインターゲットを担い7回捕球96ヤードを獲得。また昨年のスーパーボウルでは試合終盤にスーパーキャッチを魅せチームのピンチを救う活躍を見せた。何かと“持っている”11番に注目だ。

そして2人目はラムズが誇るベストディフェンダー、背番号99番DT(ディフェンシブタックル)アーロン・ドナルド。2年連続ディフェンス部門最優秀選手賞を獲得し、プロ入り5年目にして近年で一番の活躍を見せているモンスター。183cm127kgとは思えないスピードと相手攻撃ラインをものともしないパワー、そしてラムズ入団以降格段に成長を見せたハンドテクニックで相手攻撃を破壊するゲームチェンジャー。相手QBブレイディの完璧なパスを崩すためにはドナルドのパスラッシュは不可欠。いかにペイトリオッツの攻撃ラインを圧倒しブレイディに自由に投げさせないかがラムズに勝利を引き寄せる鍵になるだろう。

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メンバー

■ ニューイングランド・ペイトリオッツ

QB 12 トム・ブレイディ

RB 26 ソニー・ミシェル

FB 46 ジェームズ・デブリン

LT 77 トレント・ブラウン

LG 62 ジョー・サニー

C 60 デイビット・アンドリューズ

RG 69 シャック・メイソン

RT 61 マーカス・キャノン

WR 11 ジュリアン・エデルマン

WR 15 クリス・ホーガン

TE  87 ロブ・グロンコウスキー

DE 98 トレイ・フラワーズ

DE 91 ディートリッチ・ワイズ・ジュニア

DT 93 ローレンス・ガイ

DT 90 マルコム・ブラウン

LB 54 ドンタ・ハイタワー

LB 52 エランドン・ロバーツ

LB 53 カイル・ヴァン・ノイ

CB 24 ステフォン・ギルモア

CB 30 ジェイソン・マコーティー

S 23 パトリック・チャン

S 32 デビン・マコーティー

■ ロサンゼルス・ラムズ

QB 16 ジャレッド・ゴフ

RB 30 トッド・ガーレー

LT 77 アンドリュー・ウィットワース

LG 76 ロジャー・サフォールド

C 65 ジョン・サリバン

RG 66 オースティン・ブライス

RT 79 ロブ・ヘイブンスタイン

WR 12 ブランディン・クックス

WR  17 ロバート・ウッズ

WR  83 ジョシュ・レイノルズ

TE 89 タイラー・ヒグビー

DE 90 マイケル・ブロッカーズ

DT 99 アーロン・ドナルド

DT 93 エンダムカン・スー

LB 96 マット・ロングエイカー

LB 50 サムソン・エブカン

LB 58 コリー・リットルトン

LB 26 マーク・バーロン

CB 22 マーカス・ピーターズ

CB 37 サム・シールズ

SS 43 ジョン・ジョンソン3世

FS 20 ラマーカス・ジョイナー

スタッツ

ペイトリオッツラムズ3rdダウン成功率25%23%パス獲得ヤード253198ラン獲得ヤード15562

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