長崎市上西山町の諏訪神社で3日、恒例の節分祭があった。時折雨が降る中、年男年女が「福は内」「鬼は外」と声を掛けて豆をまき、無病息災を祈願した。
裃(かみしも)姿の年男年女47人が順次、舞殿上からいり豆や紅白餅を勢いよくまいた。雨にもかかわらず多くの参拝者が集まり、福を求めて手を伸ばしていた。
年女として豆をまいた長崎市の歯科医院長、山口香奈美さん(47)は「緊張した。仕事では、みなさまに『口福(こうふく)』をお分けできるように頑張りたい」と話した。
餅を手にした同市立山里中1年の長崎瑞稀さん(12)は「雨にぬれながらゲットした。今年一年で身長が伸びてほしい」と願いを込めた。
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