ブラジルの神童こそ”C・ロナウドの後継者” アシスト量産に驚きの声

レアルのヴィニシウス photo/Getty Images

昨夏にユヴェントスへ向かったクリスティアーノ・ロナウドの後継者は誰になるのか。今季のレアル・マドリードではそれが大きな注目を集めていたが、着々と足場を固めているのが18歳のブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールだ。

ロナウドと比較すればヴィニシウスはまだまだ及ばないが、サンティアゴ・ソラーリが指揮官に就任してからの成長速度は目を見張るものがある。中でもスペイン『MARCA』が絶賛しているのは、ゴールを演出する力だ。

ヴィニシウスはブラジル人選手らしくドリブルも得意で、ドリブルで相手を崩したところから決定機を演出するのが1つの狙いだ。その成果は確実に出ており、ヴィニシウスはここまでクラブワールドカップも含めれば合計10アシストを記録。特にプレイタイムが最も長いスペイン国王杯では7つのアシストを決めており、これは今季の国王杯のアシストランク1位の数字だ。

2日に行われたアラベスとのリーグ戦では得点も記録し、リーガの舞台でも通用することを証明している。ガレス・ベイルやマルコ・アセンシオの負傷もあって出番が巡ってきたが、それを見事に活かした格好だ。まだ得点力などロナウドとは差があるものの、ヴィニシウスをロナウドの後継者に指名してもいい活躍と言えるのではないか。

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