現在アメリカ・MLSのDCユナイテッドでプレイしているウェイン・ルーニーは、これまでクリスティアーノ・ロナウドやズラタン・イブラヒモビッチらワールドクラスの選手たちと共闘してきた。そんなルーニーがプレイしてきた中でベストな1人と絶賛する選手がいる。DCユナイテッドのチームメイトであるMFルチアーノ・アコスタだ。
現在24歳のアコスタはアルゼンチン出身の選手で、ボカ・ジュニアーズから2016年にDCユナイテッドに加入。2018年はリーグ戦33試合に出場して10得点15アシストを記録しており、その活躍から今冬にパリ・サンジェルマンが触手を伸ばしていたのだ。しかし、今冬でのパリ移籍は実現しなかった。
それでも英『Daily Mirror』によると、ルーニーはモチベーションを保ち続けてほしいとメッセージを送っている。これまでプレイした中でトップクラスの選手の1人とアコスタの実力を認めているからだ。
「彼はモチベーションをキープする必要があるよ。彼はプロフェッショナルだし、そうするはずだけどね。彼は今自分にどんなクラブが興味を示しているのかを知った。パフォーマンスを継続すればそうしたチームへ行くだろう。彼は若いが才能がある。僕がプレイした中で最高の選手の1人だよ」
チームメイトの後輩を励ます意味もあるのだろうが、ルーニーはアコスタを高く評価している。今冬にもアトランタ・ユナイテッドからMFミゲル・アルミロンがニューカッスルへ、ニューヨーク・レッドブルズからMFタイラー・アダムズがライプツィヒへと、MLSから欧州へ向かうケースも徐々に増えてきている。アコスタはまだ欧州でのプレイ経験はないが、MLSから欧州トップクラブへ向かう可能性は十分にあると言える。
