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欧州主要リーグでは冬の移籍市場がクローズした。
ここでは、『squawka』による「最もインパクトをもたらしうる2019年1月の移籍TOP10」を見てみよう。なお、正式加入は来季からという選手たちも含まれている。
FW:ジャーメイン・デフォー
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ボーンマス⇒レンジャーズ(ローン)
36歳の彼にとってこの移籍は有終の美となるかもしれない。それと当時にセルティックとの優勝争いを展開するレンジャーズのスティーヴン・ジェラード監督による“神業的引き抜き”にもなるかもしれない。
クラブレベルで300得点近いゴールを生み出してきたデフォーは、いまだにUKフットボール界屈指のストライカーだ。新天地でもデビュー戦でいきなり得点を叩き出した。
アルフレド・モレロスのバックアッパーになるのか、先発に食い込むのかは分からないが、スコットランドの地で違いを生み出しうるかもしれない。
MF:レアンドロ・パレデス
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ゼニト⇒PSG、移籍金3470万ポンド(49億円)
彼はずっとチェルシーでセスクの後継者になると噂されていたが、最終的にはPSG入りが決まった。
これまでもボカやローマなどビッグクラブでプレーしてきたが、パリへの移籍はキャリア最大のチャンスになるだろう。
攻守に貢献するパレデスはクラシカルなアルゼンチンの『5番』だ。
アドリアン・ラビオの契約問題により、MFが人材不足に陥っているPSG。彼の加入によって、マルキーニョスやダニ・アウヴェスは本来のポジションに戻れるはずだ。
MF:デニス・スアレス
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バルセロナ⇒アーセナル(ローン)
ウナイ・エメリ監督との再会を果たしたスアレス。2人は2014-15シーズンのセビージャでともに働いた間柄だ。
アーセナルが確保した熟練したこのパサーは、バルサみたいに狭いスペースを攻略するコツを心得ている。
バルサでの停滞ぶりを考えれば、ノースロンドンではやる気に満ちているはずだ。
メスト・エジルへの負担軽減、さらにはアーロン・ラムジーが退団必至の中盤において、その才能を見せつけることだろう。
FW:ゴンサロ・イグアイン
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ユヴェントス⇒チェルシー(ローン)
今季のチェルシーがゴールスコアラーを欠いていたのは公然の事実だった。そして、イグアインはまさにうってつけの存在だ。
今季前半戦はミランで苦しんだかもしれないが、これまでのキャリアでは2試合に1ゴールという圧倒的な得点率を残してきた。
サッリ監督が率いたナポリでは爆発していただけに、チェルシーにとって効果を生み出す移籍になりうる。
MF:セスク・ファブレガス
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チェルシー⇒モナコ
チェルシーファンたちに感動的なお別れをしたセスク。雨模様のロンドンに別れを告げ、モナコ公国での贅沢な生活を手にした。
キャリアの終盤に差し掛かっているかもしれないが、いまだに欧州最高のパサーのひとりだ。そして、その経験はモナコの残留争いのなかで重要なものになりうる。
かつての同僚アンリとの再会はまさかの早期終焉になってしまったが…。
MF:ルーカス・パケタ
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フラメンゴ⇒ミラン、移籍金3050万ポンド(43億円)
21歳のブラジル代表MFはフラメンゴでの最後のシーズンは10ゴールを決めた。そして、ミランに40億円で移籍。
彼は典型的なオールラウンドなMFだ。攻め上がったサイドバックのケアをした直後には、ゴール前でキラーパスを狙っている。
母国でも非常に高く評価されているパケタは、驚異的なパスレンジ、稼働率、ゴールへの積極性を兼備。ガットゥーゾ監督のシステムにはまれば、大成功するだろう。
MF:ミゲル・アルミロン
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アトランタ・ユナイテッド⇒ニューカッスル、移籍金2000万ポンド(28億円)
ついにニューカッスルの移籍金最高額が更新された。
もし記録が更新されたら、街を裸で練り歩く!と約束していたマグパイズファンがいなかったことを心から願っている。(ニューカッスルの移籍金記録は)完全に凍結されていたのだから!
だが、マイケル・オーウェンの記録はついに破られた。
最高の才能を持つプレーメイカーであるアルミロン。鋭い動きでDFを引き裂き、遠目からでもゴールを狙える選手だ。
プレミアリーグのスピード、そしてタインサイドのやや寒い気候にすぐさま順応することをファンたちは望んでいることだろう。
MF:クリスティアン・プリシッチ
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ドルトムント⇒チェルシー、移籍金5760万ポンド(82億円)※即ローンバックで今季は残留
彼は今季末まではローンという形でドルトムントに残留しており、(冬に加入して)短期的なインパクトを放つ選手にはなりえない。
だが、チェルシーが凄い才能を手に入れたのは確かだ。20歳という若さながら、すでにクラブでも代表でも立派な数字を残している。
ダイレクトでスキルフル、悪魔的なスピードを持つプリシッチ。ペドロやウィリアンが30代に差し掛かり、エデン・アザールの去就が不透明なチェルシーがまさに必要としている存在だ。
FW:クシシュトフ・ピョンテク
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ジェノア⇒ミラン、移籍金3150万ポンド(45億円)
ポーランドからやってきた無名の青年はセリエAで瞬く間に大ブレイク。21試合で19ゴールを叩き出し、半年でミランに引き抜かれた。
移籍後初先発となったコッパ・イタリアのナポリ戦ではいきなり2ゴールを決めてその片鱗を見せつけている。
期待されていたイグアインの不発もあり、首位ユヴェントスとは大きく勝点で引き離されているミラン。もしピョンテクが前半戦の好調さを維持し続けられれば、順位は上昇するはずだ。
MF:フレンキー・デ・ヨング
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アヤックス⇒バルセロナ、移籍金6540万ポンド(93億円)
多くの噂話が飛び交った後、最終的にはバルサが彼を確保した。ただ、正式に加入するのは来季からになる。
70試合ほどしか試合を経験していない21歳の若者に支払う90億円もの移籍金は高すぎるように聞こえるかもしれない。
だが、デ・ヨングはバルサでプレーするためのスキルを完璧に備えた素晴らしい才能の持ち主だ。
エレガントなパスと驚異的なハードワークぶり。ヨハン・クライフとの比較に応えられるか否かは彼次第だ。