長崎市新地町の長崎みなとメディカルセンターに勤務する看護補助員が肺結核を発症した問題で、同センターは6日までに、看護補助員と接触した患者や職員らに血液検査をした結果、18人に結核発症の恐れがある陽性反応が出たと明らかにした。
同センターによると、看護補助員は昨年11月20日に肺結核と診断され、同センターに入院し治療を受けていた。現在は自宅療養中。
同センターは今年1月初旬まで約1カ月間、昨年8月20日以降に看護補助員と接触した可能性がある438人に血液検査を実施。結核菌の保持を示す陽性反応が患者14人を含む計18人に見られたが、発症者はいないという。
陽性の18人には順次、エックス線など詳細な検査を実施。陰性の420人にも、陽性反応が出るまで3~6カ月程度かかる場合があるため、再度血液検査を実施する。
職員の結核発症問題 患者ら18人陽性 長崎みなとメディカルセンター
- Published
- 2019/02/07 11:06 (JST)
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