ホークス二保、内川&松田と対決 一発浴びるも「感覚的にも悪くなかった」

A組の打撃投手として登板したソフトバンク・二保旭【写真:藤浦一都】

「この辺に投げると弾き返される」と高さ意識の投球

 ソフトバンクの二保旭投手が7日、A組のバッティングピッチャーとして登板。内川聖一内野手、松田宣浩内野手という右の強打者2人と対峙した。

 二保は内川に24球、松田に23球を投じ、ヒット性の当たりは12本。内川には最後の球を強引にレフトスタンドに運ばれたが「思ったよりも普通に投げれました。球速は6割、7割程度ですが、感覚的にも悪くなかったです。基本、外のまっすぐ一本なんで打たれることは気にしてなかったですね」と納得の表情。

「高さを意識して投げました」という二保は、チームの中心打者2人の反応を見ながら「この辺に投げると簡単に弾き返されるな」と、コースや高さを確認しながらの投球だったことを明かした。

 オフには「先発でもいけるように」という調整の宿題を出されていたが「今はまだ何も言われていないので、ブルペンでは80球から100球を目途に投げています。前回100球を投げてみましたが、まだ70球を超えると球がうわついたりしているので、そこはコーチを通じて報告はしています」という二保。

「100球投げるにしても、中継ぎを意識して最初の30球まで全力で投げて、そこから7割程度の力で投げるとか、自分なりに考えながら調整していますよ」と、プロ11年目の経験値を活かしながらキャンプを過ごしている。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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