現地調達できる“激釣れエサ”を勝手にランキング 「あまりお金は使いたくないな~」「釣り場でエサがなくなってしまった」。そんな貴方をサポートするのが、“現地調達できるエサ”です。その中でも、激しい釣れっぷりのエサを勝手に格付けします!

“買う”よりも釣れる!?

「お金はないけど釣りにいきたいな~」「エサがなくなってしまった……」。こんな状況で大活躍するのが、“現地調達できるエサ”。

そんな数ある現地調達エサの中でも、「買ったエサよりも釣れるんじゃねーの!?」という強力なエサを、編集部の経験に基づきランキングしてみました!

※エサを採集する際は、地域ごとの漁業権やルールに十分注意してくださいね。

第3位 イガイ

堤防に付着するイガイは、現地調達できるエサの代名詞です。そのため、「イガイ取り」という専用の器具も発売されています。

チヌの落とし込み釣りが有名ですが、剥き身にすることで探り釣りや穴釣りでチヌ以外の魚を狙うことも可能ですよ。

食い込み抜群!

チヌ釣りでは殻つきのまま用いますが、そのほかの釣りでは身を取り出して使いましょう。

身が柔らかくて匂いも強いため、集魚力と食い込みが抜群です。ただし、エサ取りに弱いのが難点のため、第3位となりました

▼イガイを特集した記事です

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第2位 スジエビ

関西の釣り人には「シラサエビ」の名称でおなじみのスジエビ。関西以外ではあまり売られていませんが、池や川で簡単にたくさん採集することができます。

ただし、死ぬと一気に釣れなくなってしまうため、ブクブクで酸素を送って活かす必要があります。

最強釣法「エビ撒き釣り」

たくさん確保できたら、スジエビを撒きエサに用いた“エビ撒き釣り”を試してみましょう。

冬でも、スズキやメバル、カサゴ、チヌなど、あらゆる魚がターゲット。そのほかにも、ウキ釣りや探り釣り、穴釣りと、幅広い釣りに対応します。

エサのポテンシャルは最高クラスですが、捕まえて活かす手間が必要なので、惜しくも第2位となりました。

▼エビ撒き釣りを特集した記事です

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第1位 ジンガサ

ジンガサはアワビのような1枚貝で、テトラポットや捨て石などにたくさん付着しています。

岩にぴったりと強力に張り付いているため、石などで殻を割りながら採集するのがおすすめ。余談ですが、人間が食べても美味しいようです。

エサ持ちと集魚力が最高

アワビのような固い身質であるため、エサ取りにも強く、エサ持ちが最高レベルです。また、内臓部分が潰れることで強い匂いを放ち、集魚力も申し分ありません。

探り釣りや穴釣りなどで威力を発揮し、石鯛やチヌなどの大物にも威力を発揮します。

しかし、内臓部分が流れ落ちてしまうと喰いが落ちるため、そうなったときは新しいエサに取り換えましょう。

タダで釣れるって最高やん。

一般的には「エサ=買うもの」ですが、“その気”になって釣り場を見回すと、意外とエサになりそうなものが転がっています。

「フナムシでチヌ釣れるんじゃないの?」「スズメダイ泳がせたら青物釣れそう!」。こんなことを考えながら釣りをしてみるのも楽しいですよ。

そしてなにより、タダで釣れるって最高やん!

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