テレビ朝日系で3月17日にスタートするスーパー戦隊シリーズ第43作目「騎士竜戦隊リュウソウジャー」（日曜午前9：30）の制作発表記者会見が行われ、リュウソウレッド／コウ役の一ノ瀬颯、リュウソウブルー／メルト役の綱啓永、リュウソウピンク／アスナ役の尾碕真花、リュウソウグリーン／トワ役の小原唯和、リュウソウブラック／バンバ役の岸田タツヤ、そして彼らをサポートする古生物学者・龍井尚久役の吹越満が登壇した。
本作がデビュー作となる一ノ瀬は、「出演が決まり、人生が180°変わったと感じました。大学で事務所の方に声を掛けていただいて、今こうして役をいただいたということで、人生何が起こるか分からないなと実感してます。普通の大学生からまさかヒーローになると思ってもいませんでした」と少し緊張した様子をのぞかせたが、「毎週見てくれる子どもたちに、元気と勇気を与えられるように、また僕たち自身も作品を通して役と一緒に成長していけるような作品にしていきたいです。5人で一丸となって新時代を切り開く史上最高の戦隊作品にしたいと思っています」と力強く宣言した。
また、この1年を通じて「守りたいもの」は何かと問われ、一ノ瀬は“人とのつながり”を挙げ、「家族や友達、いろいろな方々との関わりを大事にしてきて、その結果としていい関係に恵まれてきたので、これからも人とのつながりを大切にしていきたいと思ってます」と述べた。綱は“睡眠”とフリップに書き、「僕の体の調子は睡眠で全て決まるので、この1年を乗り切るためにも睡眠の時間と質は大事にしていきたいなと思います」と説明した。
尾碕は、「これから過ごさせていただく時間は、すごく濃い時間だと思うんです。大変なこともあると思いますが、自分の中に軸を立ててぶれないように乗り切れたらいいな」ということで“自分らしさ”を挙げた。小原は、自身の役名である“トワ”を選んだ。「トワは僕にしかできない役だと思うので、1年間トワと向き合って役を大切にしていきたいと思います」と決意を新たに語った。
最後に岸田が挙げたのは“ルール”。5人はすでに大の仲良しであることを明かした上で、「でも、仲が良すぎてロケバスの中とか、うるさいんですよ（笑）。ですから早めに釘を刺しておこうかなと思って。特に赤と青な（笑）」と暴露すると、他のメンバーからはさまざまなリアクションが起き、壇上には和気あいあいとした空気が流れた。
そんな5人をほほ笑ましそうに見つめる吹越は、「とうとう番組出演者の中で最年長の位置になる感じになってきた」と、やや寂しげにコメント。しかし「普通のドラマで、キメの写真を撮る時『笑ってください』って言われても無理矢理にはできないなと思うんですが、この作品だと子どもたちがお客さんなんだって思うと自然に笑顔になれるのね。素直になれるというか。アドリブを入れる時も、言葉には気を付けなきゃなって思ったりね」と大人としてお手本になるコメントを述べた。
また、2月17日から4週にわたって放送される「スーパー戦隊最強バトル!!」（日曜午前9：30）にリュウソウグリーンとリュウソウブラックも登場することが明かされた。小原は「アフレコで参加させていただいて、そこで初めて戦ってる姿を見たんですけど、めちゃめちゃ強くてかっこいいんですよ。たくさんのレジェンドが出てるんで、戦隊好きには興奮が止まらないです」とテンション高めに語り、岸田も「絶対見てください。見ていただくと、最高のテンションでリュウソウジャーにこれます。間違いないです！」と自信満々にアピールした。
