授業の成果を紹介 諫早市小・中学校美術展

 諫早市内の児童生徒が図工や美術、書写の授業で制作した作品を一堂に集めた「第49回諫早市小・中学校美術展」が8日、同市東小路町の市美術・歴史館で始まった。13日午後2時まで(12日は休館)。
 授業の成果を幅広く市民に紹介しようと、市教委などが毎年開催。靴や校舎、スプーンに映った自画像の水彩画、カラフルな紙を用いた建築物の立体作品、花を彫った木製の箱、「希望」「天空」「有終完美」などを力強い筆遣いで表現した書など、会場には力作約1950点が並ぶ。
 同市高来町の主婦、山﨑スミ子さん(75)は「目を引く色使いや細かい部分まで丁寧に作られた力作が多く、毎年楽しみにしている」と話した。

色鮮やかな作品が並ぶ美術展=諫早市美術・歴史館

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