障害者スポーツ 支援しよう 強化、海外派遣に活用 県協会が募金呼び掛け

 長崎県障害者スポーツ協会(土岐達志会長)は、障害者スポーツの普及・強化、パラリンピックなど国際舞台での活躍が期待される選手を支援するための募金活動に取り組んでいる。3月末まで。
 2014年に本県で開かれた全国障害者スポーツ大会「長崎がんばらんば大会」を機に、障害がある人のスポーツを通じた社会参画推進に加え、競技力も向上。昨年12月のJALホノルル・マラソン車いす男子でV6を達成した副島正純(ソシオSOEJIMA)をはじめ、日本パラ陸連の強化育成指定を受ける車いす陸上男子の木村勇聖(県協会)ら、2020年東京パラリンピックを目指す選手も増えてきた。
 強化や海外派遣への助成は同協会の自主財源で補っている。同協会は不足している自主財源を増やそうと、2年前から県共同募金会の制度を活用。この取り組みは今年で3回目となる。
 問い合わせや募金希望者は長崎市茂里町3の24、県障害者スポーツ協会(電095.894.9686)へ。

県障害者スポーツ協会が募金を呼び掛けるチラシ

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