レイラ 「Emma」- あなたに苦しめられる今も、そんなに悪くないかもな。

あなたに苦しめられる今も、そんなに悪くないかもな。

大切な人が” 側にいること” は、決して当たり前ではない。そうわかっているつもりでも、別れが訪れたときにすんなり受け入れることは難しかったりする。レイラの「Emma」は、そのどうすることもできない後悔や悲しみでぐちゃぐちゃになった感情を、まるで代弁してくれるかのような"リアルな気持ち"が詰まった曲だ。歌詞だけを読むと胸が痛くなるほど切ないのだが、その言葉たちが軽快なメロディーに乗ると、心にスーッと馴染んで自然と救われた気持ちになる。<思い出す度に苦しくなるほどの幸せをありがとうね どうせいつか忘れるだろうし今だけは君に苦しめられたまま生きていこう>(Emma)あなたに苦しめられる今も、そんなに悪くないかもな。そんな風に思わせてくれるのだ。(下北沢シェルター:ミズタニカナ)

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