AFCアジアカップ2019に日本代表として出場したFW大迫勇也(現ブレーメン)。同大会が閉幕し、今月10日のブンデスリーガ第21節(アウクスブルク戦)への出場が期待されていたものの、背中の負傷によりベンチ外となった。
独『Bild』は「(ブレーメンの)フロリアン・コーフェルト監督が日本サッカー協会へ怒り」という見出しを打ち、同監督のコメントを紹介。負傷を抱えていた大迫をアジア杯準決勝と決勝に出場させたことに対し、不満を露わにした。
「彼がプレイできない状態でクラブに戻ってきたことについては、かなり驚いている。これに関しては数週間話し合いたい。その試合(アジア杯準決勝と決勝)で負傷中の大迫を起用しないか、それともこのクラブでのプレイに専念させるかの二択しか、選択肢は存在しなかったはずだ」
独『Die DeichStube』によると、同監督は「(アジア杯期間中の)負傷については聞いていたが、全く問題ないという報告を受けていた」とも語っていたとのこと。大迫の負傷が思いのほか重かったことが判明し、同監督も落胆の色を隠せなかったのだろう。