きょう12日(火)は北陸から北の日本海側では雪となり、ふぶきになる所がある。太平洋側では広い範囲で晴れるが、北よりの風が吹くため、日差しがあっても空気の冷たい一日となりそうだ。
また、晴れる所では空気が乾燥するため、火の取り扱いなどに注意が必要となる。
冬型の天気分布 日本海側は広く雪
きょうは西高東低の冬型の気圧配置となるため、北陸から北の日本海側では雪の所が多くなる。局地的には雷を伴い、ふぶきになる所もありそうだ。
一方、太平洋側では晴れる所が多いが、そのぶん湿度が下がり、空気が乾燥してくる。きょうの予想最小湿度は東京で25%、名古屋で35%、大阪で40%、広島で30%。火の取り扱いやインフルエンザなどに注意が必要となる。
また、プロ野球の春季キャンプが行われている沖縄では一日雲が多く、所々でにわか雨がありそうだ。
晴れても北風冷たい
日中の気温は日差しが戻る関東から西ではきのうより高く、12℃前後まで上がる見通し。ただ、北よりの冷たい風が吹くため、体感的には気温の数字よりも寒く感じられそうだ。
沿岸部を中心に北風がやや強く吹くため、きょうは風を通しにくい服装がおすすめとなる。
北陸や北日本ではきのうとあまり変わらず、北風の影響で一層、寒さが厳しくなりそうだ。(気象予報士・多胡 安那)