日本人に生まれて良かった
もう何年も前の事。知人のフランス人女性を自宅に招待。鯛めしをふるまったことがあるのだが、微妙な顔をされてしまった。
彼女は日本の食文化に精通し、今や母国フランス料理よりむしろ日本食が大好物である。そんな彼女でさえ、鯛めしには首を傾げた。
この繊細な味付けはやはり日本人にしか伝わらないのだろうか。だとしたら私は日本人に生まれて良かったと思う。
そして今日も私は鯛めしを食べるのだった。
もちろん毎日食べるようなメニューではないが、年に数回は鯛めしを無性に食べたくなる時がある。
だが、おっさんの人暮らし。一から作るには腰が重い。
そんな時に手を伸ばすのが「鯛めしの素」である。
今回は、カルディの「鯛めしの素」を手に取ってみた。価格は498円(税込み)。果たして、その実力はいかに!?
作り方は超簡単!
分量的には、お米二合分。大人二人前といったところでしょう。
パッケージの中には、ほぐされた真鯛の身と、出汁つゆが入っています。
では、早速作っていきましょう。といっても作り方は超簡単!
お米を研いで水を切ります。
そこに、パッケージの中身をそのまま投入。
すると、この出汁つゆでお米二合分にぴったりのお水の分量になります。ポイントはほんの少しだけ水を加えると、しっとりした炊きあがりになると思います。
で、あとは炊飯器のスイッチを入れるだけ。
炊きあがったら10分ほど蒸らし、軽く混ぜれば完成です。
果たして気になるお味は!?
いい感じでお焦げもついて見た目も抜群。鯛の香りが食欲をそそります。
では、いただきます。
味はしっかりとしていますが、しつこさはありません。繊細かつ上品な味わいで思わずため息。なんだかホッとします。
もうね。これさえあればおかずはいりません。
結局2合をペロッと平らげてしまいました。
基本、「鯛めしの素」は、お値段が張り、千円オーバーのものも珍しくありません。
その点、カルディの「鯛めしの素」は、498円(税込み)とコスパも良く、味も高級路線のものに引けをとらないクオリティを誇ります。
是非一度試してみて損はない一品だと思います。
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