ひな祭りをテーマにしたお魚料理教室が9日、横浜市中央卸売市場(同市神奈川区)で開かれ、親子連れら約30人が旬の幸を使って腕を振るった。
同教室は、地産地消の魚食の普及を目的に、市場直送の海産物を使い、月1回のペースで開かれている人気行事。今回は初めての試みとして同市場を利用している飲食店の店主を講師として招き、季節料理和泉屋(同市中区)店主の秋津清剛さんがひな祭りにちなんだ料理を伝授した。
参加者たちは和気あいあいとした雰囲気の中で、料理の由来を学んだ上で、色鮮やかなちらしずしや、はまぐりのお吸い物、店の人気メニューのカニクリームコロッケの調理に挑戦。自らこしらえた季節料理を味わっていた。