川崎市は14日、市内に住む30代の女性看護助手が昨年8月に肺結核と診断され、家族、友人、勤務先の同僚と入院患者の計19人に集団感染したと発表した。うち、3人が発病したが、通院・入院治療で回復に向かっており、感染拡大の恐れはないという。
市によると、19人は20~70代の男女。女性は市内の民間医療機関に勤務しており、同僚11人と入院患者5人が含まれる。女性への感染源は分かっていない。
女性は2017年11月ごろからせきが出始め、昨年8月の診断後に専門医療機関に入院。結核患者発生届を受理した市保健所が、女性の同僚や家族ら接触者257人を順次調査している。
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