部下に暴行「艦の安全運行のため」 幹部自衛官を減給処分

 海上自衛隊横須賀地方総監部は15日、部下の隊員を殴るなどしたとして、横須賀潜水艦教育訓練分遣隊の男性幹部自衛官を同日付で、減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にした、と発表した。

 総監部によると、幹部自衛官は潜水艦で勤務していた2016年8月から10月までの間、部下の隊員2人を殴ったり、座っている椅子を蹴ったりした。部下が操縦ミスをした際に暴行したといい、幹部自衛官は「艦の安全運行のために、とっさにしてしまった」と釈明している。

海上自衛隊横須賀地方総監部

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