ちょっと注意が必要な湿度と気温の関係

きょう16日(土)は、日本海側は山陰から東北で雨や雪が降る見込みです。太平洋側は雲が多い所もありますが、晴れ間が出るでしょう。太平洋側では空気の乾燥した状態が続いていますので、火の元などに十分注意して下さい。

私たちが普段目にする湿度は相対湿度といいます。空気中に含むことができる最大の水蒸気量のうち、今どのくらいの水蒸気があるかという割合です。これには気をつけるべきことがあり、気温が低くなればなるほど、空気中に含むことができる水分が少なくなってしまいます。つまり、真夏に湿度40%ではやや蒸し暑く感じますが、冬の40%は乾燥状態です。冬は50~60%にすると良いといわれています。

気象予報士・長谷部 愛

画像について:温度と湿度の関係のイメージ図

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