長崎県内二大都市の長崎と佐世保が熾烈(しれつ)な3位争いを展開した。26秒差で長崎に軍配が上がったが、レースはまだ2日残っている。長崎の鷲尾勉総監督(三菱重工海洋鉄構)も「第2日以降も激しいだろう」と覚悟した。
長崎は5位スタートから粘りのたすきリレー。4区で佐世保に先行されたが、市民ランナーの9区田原(MHIマリテック)が抜き返した。主将の8区石田(三菱重工長崎)は「チーム力でしっかり上位争いをしていく」と気を引き締め直していた。
9位発進の佐世保は3区永田(長崎国際大)の区間2位、4区浦野(MHPS)、5区内海(長崎国際大職)の連続区間賞で一時は2位まで浮上。川棚高時代の先輩内海を「兄貴のような存在」と慕う浦野は「昨年は(右膝の)故障で悔しい思いをした。スローペースにはまってしまったが、実業団の意地は見せられたかな」と汗を拭った。
3位争い 熾烈 長崎と佐世保 わずか26秒差
- Published
- 2019/02/16 13:08 (JST)
- Updated
- 2019/02/17 08:30 (JST)
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