『Sportkeeda』は10日、「チェルシーがエデン・アザールの後釜に獲得すべき5名の選手」という記事を掲載した。
今季限りでレアル・マドリーに移籍するのではないかと言われているアザール。もし彼が退団するのであれば、その後釜となる選手はすぐさま獲得する必要があるだろう。
チームの戦力を維持するため、アザールの後継者として考えなければならない5名の選手とは?
イルビン・ロサーノ(PSV)
ロサーノはワールドカップでのドイツ戦で大きく名を上げたメキシコ代表FWだ。今季もPSVで1試合1得点以上に絡んでおり、そのクオリティを証明し続けている。
彼にチャンスを与えれば、世界最高の選手になる可能性がある。ヨーロッパの多くのクラブが彼に注目しているはずだ。エデン・アザールが退団するならば、チェルシーにとってその有用な代替品になるだろう。
レオン・ベイリー(レヴァークーゼン)
昨季のブンデスリーガで成長し、レヴァークーゼンを5位に導いた。ユリアン・ブラントとともに重要な役割を果たし、そのポテンシャルが非常に大きいことを証明している。
そして今季はチーム全体が不調に陥っており、レヴァークーゼンは中位に沈んでしまっている。しかしベイリーは徐々に調子を戻しており、攻撃に影響力を発揮している。
そろそろ彼もステップアップを考えている時期だろう。チェルシーが獲得に動くのであれば、アザールの後釜にもなれるタレントだ。
トルガン・アザール(ボルシアMG)
もしエデンが退団するのならば、誰もが考えるのが弟のトルガンを再びチームに復帰させることだろう。
一時チェルシーに所属していたトルガンは、現在ボルシアMGでレベルの高いプレーを見せている。ゴールとアシストを提供でき、チームに不可欠な存在になっている。
ただ、ボルシアMGがチャンピオンズリーグの出場権を獲得すれば、トルガンはそう簡単に手放してはくれないだろう。3800万ポンド(およそ55.12億円)以上は必要だ。
イスコ(レアル・マドリー)
ソラーリ監督の下で干され始めているイスコ。報道によれば、彼はすでにレアル・マドリーからの退団を考えていると言われる。
もしエデン・アザールがレアル・マドリーに行くのであればさらにイスコの場所はなくなる。チェルシーを含め、多くのクラブが獲得に動くだろう。
アザールの代わりになるというタイプではないが、その創造性はイスコならではの武器。チェルシーにとっては素晴らしい補強になる可能性があり、状況を考えれば獲得も難しくないはずだ。
ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)
インシーニェは今季カルロ・アンチェロッティ監督の下で新たな高みを迎えている。代表でも中心的な存在となっており、「イタリア人にはインシーニェしかスターがいない」という指摘もあるほどだ。
アザールのように偽9番としてもプレーできるし、サッリ監督の指導にも慣れている。チェルシーでの戦術にもすぐに馴染んでくれるだろう。
決して安くはならないだろうが、彼のような選手がスタンフォード・ブリッジに来るのであれば、それは十分に有用な投資になる。