対馬 日間3位 過去最高狙える好位置

 対馬が日間3位と健闘して、累計順位を第1日の6位から5位に上げた。最終日次第で過去最高の4位も狙える好位置。田中総監督(対馬市役所)は「全員が持てる力を出した」と納得の表情を浮かべた。
 複数の選手が区間上位の好走を見せた。活躍が際立ったのは3年ぶり4回目の出場で、自身初の区間賞を獲得した5区小田(県対馬病院)。1位につけて全チーム一斉に繰り上げスタートすると、大村・東彼、西彼・西海と並走し、残り3キロで一気に引き離した。理学療法士として働きながら練習を続けてきた23歳は「対馬に貢献することができた」と声を弾ませた。
 最終日は第1日の最終11区で区間3位だった阿比留和(神奈川大)を1区に置き、スタートダッシュを狙う。田中総監督は「小学生、中学生区間も見せ場をつくれる。上位を狙いたい」と手応えをつかんでいる様子だった。

自身初の区間賞を獲得した対馬の5区小田(県対馬病院)=佐世保市

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