「平戸城下雛祭り」 ひな人形一堂に 来月17日まで

 長崎県平戸市の中心商店街にある空き店舗をひな飾りで彩る「平戸城下雛(ひな)祭り」(平戸商工会議所女性会主催)が開かれている。3月17日まで。
 商店街を散策してもらい、にぎわいを創出しようと3月3日の「桃の節句」前後に毎年開き20回目。
 同市宮の町の空き店舗には、会員が趣味で集めたひな人形や羽子板のほか、重箱の細部まで精巧に作ったひな道具など計約300点が並び、来場者の目を引いている。
 寺山康子会長(71)は「豊かな表情のひな人形を見て心をいやして」と話した。同会は3月17日午前10時から同市崎方町の平戸港交流広場で「平戸城下雛の市」も開催。ひなあられをちりばめたぜんざい500食を振る舞う。問い合わせは同会(電0950.22.3131)。

一堂に並んだひな飾りに見入る来場者=平戸市宮の町

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