横浜M田口選手、母校で特別授業

横浜M田口選手、母校で特別授業

 サッカーのJ1横浜F・マリノスのゴールキーパー、田口潤人選手(19)が8日、母校の横浜市立秋葉中学校(同市戸塚区)を訪れ、特別授業を行った。来年の進路選択を控えた2年生に「うまくいかない時こそ目標を見据え、何をすべきか考えてほしい」と呼び掛けた。

 同校がさまざまな分野の社会人講師を招き、働くことの意義を学ぶ「職業講話」の一環。

 2015年シーズンに横浜Mユースからトップチームに昇格した田口選手は、サッカーとの出会いからマリノス入団までの道のりを折れ線グラフで紹介。中学3年の時、ジュニアユース日本一を決める大会で、自身のキャッチミスから試合に負けたエピソードに触れ、「悔しかったが、気持ちを切り替えて練習を続けた」と振り返った。

 プロサッカー選手になるのが夢という男子生徒(13)は「自分は足が遅いので走る練習をするなど、将来に向けてやるべきことを考えて取り組みたい」と目を輝かせていた。

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