きょう19日（火）は低気圧や前線の影響で広い範囲で雨となりそうだ。特に太平洋側では雷を伴って激しく降る所があり、風も強まって、局地的に荒れた天気になるおそれもある。
　また、気温はこの時季としては高めとなるため、積雪の多い所ではなだれや落雪などに注意が必要だ。

西から雨雲拡大　激しい雷雨の所も

　きょうは南の海上を前線を伴った低気圧が通過する。午前5時現在、すでに西日本の広い範囲に雨雲がかかっているが、このあと夜にかけて、東日本から北日本へと雨の範囲が広がる見込みだ。

　東海や北陸では昼前後から、関東では夕方以降、東北では夜から雨の降り出す所が多くなる見通し。
　特に前線に近い太平洋側ほど活発な雨雲がかかりやすく、九州や四国など雷を伴って激しく降る所もありそうだ。局地的には風も強まって荒れた天気になるおそれもあるため、注意が必要となる。

雨でも気温は高め　なだれ・落雪に注意

　日中の気温は九州や四国、北海道ではきのうより高い所が多くなる。そのほかはきのうと比べると低くなるが、それでもこの時季としては高めで、特に沖縄や九州では4月から5月並みの気温の所がありそうだ。
　那覇は25℃を超え、大分は20℃、鹿児島は19℃まで上がる見通し。また、北陸でも気温が10℃くらいまで上がるため、積雪が多い所ではなだれや落雪などに注意が必要となる。（気象予報士・多胡 安那）