九州北部で“春一番” 昨年より5日遅く

場所:大分県大分市 日時:19日(火)午後2時半頃  撮影 柴本 愛沙

 福岡管区地方気象台はきょう19日、九州北部(山口県を含む)で「春一番」が吹いたと発表した。昨年(2018年)より5日遅い観測となった。

19日(火)午後3時の推計気象分布(気温)

 低気圧の接近に伴い、19日の九州北部は南寄りの風が流れ込み気温が上昇した。午後3時半までの最高気温は、福岡市22.7℃、福岡県糸島市21.9℃、佐賀県伊万里市20.1℃、長崎市19.0℃などとなっている。また、福岡市では午前8時35分に南東14.5メートルの突風を観測した。

20日(水)全国天気予報

 九州北部では、あす20日(水)は日中の最高気温が平年並みの13℃前後の予想となっている。急激な気温や天気の変化により、体調を崩しやすいので注意が必要だ。
 なお、今シーズンは2月4日に北陸で統計開始以来、最も早く春一番が吹いている。春一番は、立春から春分までの期間としているため、年によっては発生しないこともある。

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