バス歴30年選手が厳選! おすすめのバス釣り用ミノー12選 数あるバス釣り用ミノーの中から、バス歴30年のアングラー選ぶおすすめミノーをご紹介!更にバス用ミノーの使い方や適したタックルについても併せて解説します。

バス釣り用のミノーについて

バス釣りにおいてベーシックなハードルアーであるミノー。ベイトとなる小魚を模しており、細身のボディに付いたリップが水を受ける事でアクションするルアーです。

引いてくるレンジやロッドワークを組み合わせることでより多彩なアプローチが可能で、シーズンやシチュエーションに合わせる事ができるバス釣りのゲーム性の高さを体言しているルアーです。

喰わせもリアクションもこなすマルチなルアー

ミノーは状況に応じてさまざまな使い方ができるルアー。食いが渋いシチュエーションで口を使わせる繊細なアクションから、ロッドワークを使った激しいアクションでリアクションバイトを誘発させることもできます。

多くの種類があるルアーの中でも喰わせとリアクションを1つでこなせるのはミノー最大の特徴と言えるでしょう。

バス釣り用ミノーの種類

バス釣り用のミノーはアクション、リップの長さ、浮力の違いなどによって細分化されたさまざまなモデルが販売されています。これらは同じミノーというルアーの中でもアプローチの仕方が大きく変わります。

それぞれのミノーの種類や特徴をしっかりと理解することで、シーズンやシチュエーションに合わせた適切な使い分けができますよ!

アクションの種類と特徴

ミノーのアクションはウォブリングとローリングの2種類に分けることができます。ウォブリングはミノーが左右に揺れるように動くためアピール力が高く、バスの活性が高い状況に効果的。

ローリングはその名の通りボディを回すようにミノーが動くアクション、小魚の動きに近いナチュラルなアピールができるため、食いが渋い状況におすすめです。

▼関連記事

ルアーの動きでよく聞く「ウォブリング・ローリング・ウォブンロール」ってなんだ?
ルアーのアクションについて語られるときに耳にするウォブリング・ローリング・ウォブンロールという3つの言葉。本記事ではこれらの分かりにく...

リップの長さによる潜航深度の違い

ミノーはリップと呼ばれるラインアイ付近の板状パーツによって潜行深度が変わります。バス釣りで使われるミノーにはロングリップとショートリップの2種類が定番。

ロングリップは深く潜ることができるため、水深のあるディープエリアを探る際におすすめ。逆にショートリップは潜行深度が浅いため、シャローエリアなどの浅場へのアプローチに最適です。

浮力の違いによる種類と特徴

ミノーには浮力が異なるフローティング、サスペンド、シンキングの3種類が存在します。フローティングは浮力が高いためリトリーブを止めると浮き上がる性質があります。アクションも大きくアピール力が高い傾向にあります。

サスペンドは中層で浮きも沈みもせずそのまま動きを止められるのが特徴で、見せる時間を長くしないとバイトに至らない低水温時などにおすすめ。シンキングはその名の通り沈む性質があるため遠投したり、深場や流れのあるエリアで使うのに向いています。

バス釣り用ミノーの基本的な使い方

バス釣り用のミノーの魅力をしっかりと引き出すためにはただ巻きやトゥイッチなどの基本的な使い方はもちろん、ジャーキングやリッピングなどといったマル秘テクニックも必ず押さえておきましょう。

ミノーはアングラーの使い方次第で、豊富なシチュエーションに対応できるためさまざまな使い方を知ることが釣果アップの秘訣です。

ミノーに適したタックル

ミノーを扱う際は6から6’10インチクラスのスピニングロッドがおすすめ。硬さはMLからMが扱いやすいです。リールはバス釣りで定番とされる2500番に5から6ポンドのフロロラインを合わせましょう。

10センチを超えるようなやや大きめのミノーを扱う際は同じく6フィートクラスのベイトロッドがぴったり。硬さはスピニングに比べてやや硬めのMからMH、8から12ポンドまでの細めのラインを使うと、ミノーの繊細なアクションを活かす事ができます。

使い方1:ただ巻き

ミノーの基本となる使い方。リーリングでミノーを泳がせバスに対してアピールします。キャストしてリールを巻くだけの非常に簡単な使い方ではあるものの、引いてくるスピードやレンジによって釣果が大きく変わる奥深さが魅力。

バスやベイトフィッシュの活性に合わせて強弱をつけることが釣果アップのポイントです。

使い方2:トゥイッチ

ロッドワークを使ったアクションのトゥイッチ。ロッドのティップを短く弾くように動かす事で左右にダートするアクションが発生します。

ただ巻きでは喰わない状況でもトゥイッチを織り交ぜる事でバイトに至る事も多く、ポーズと組わせて食わせの間を作る事でリアクションバイトを引き出す事も出来るテクニックです。

使い方3:ジャーキング

ジャーキングはトゥイッチよりも長く力強くロッドをさびくことでより不規則なアクションでバスを誘惑できるアクション。

ベイトフィッシュがパニック状態で逃げ惑うアクションをイミテートすることができるため、小魚のライズが起こっている状況などにもおすすめ。ジャーキング後に糸フケを出す事でよりイレギュラーに動かす事が出来ます。

使い方4:ライズアップ・リッピング

バスが水面を意識している時に効果的なのがリッピングとライズアップ。フローティングミノーを浮かせた状態から、ロッドを大きく下にさばいてミノーを急潜航させます。さらに潜らせたミノーを浮き上がらせ、この繰り返しで水面に浮いた弱った小魚を演出します。

リッピング時の音と水飛沫で周囲のバスにアピールし、ライズアップで喰わせの間を作る意識でやってみましょう。

バス釣りのオールラウンダーといえばミノー!

バス釣りではさまざまなハードルアーが使われますが、巻き、レンジ、ロッドワークで釣果が大きく変わるミノーはまさに入門アイテムと言っても過言ではありません。

一見シンプルに見えるアイテムですが、アクション、アプローチの違いによっても大きく釣果が変わるため、フィールドやシーズンにアジャストさせることで万能ルアーとして幅広く活躍すること間違いなしです!

© 株式会社スペースキー