『Sky』は19日、「チェルシーのアシスタントコーチを務めているジャンフランコ・ゾラは、2年前のマンチェスター・シティと同じ状況にあると話した」と報じた。
今季マウリツィオ・サッリ監督を迎えたチェルシーは、前半戦こそ好調なパフォーマンスを見せたものの、その後相手による対策が進んだことで調子を落としている。
現在でもまだ3つのコンペティションで生き残っているにもかかわらず、サッリ監督の解任すらも噂されるような状況にある。
しかし、アシスタントコーチを務めているジャンフランコ・ゾラは以下のように話し、かつてのマンチェスター・シティに似ていると語ったという。
ジャンフランコ・ゾラ 「我々が何も変化させていないと、なぜ分かるのだ?
我々はいくつかのことをアジャストしてきたよ。しかし、進みたい方向については変えていない。道のりはいつも同じだ。
2年前、同じ質問がジョゼップ・グアルディオラに投げかけられていた。
私は覚えているよ。彼が聞かれていたことを。『それでも後方からゲームを作るのか?』と。
「そして、ジョゼップ・グアルディオラの答えも覚えている。『それは議論の余地がない。私は変えない』と。
グアルディオラはおそらく適応したのだ。彼は大いに改善した。なぜなら彼のチームの守備は良くなった。プレスも良くなった。攻撃も良くなった。
したがって、彼はなにかに適応したのだ。しかし、サッカーの方針についてはなにも変えていないではないか。
我々はそれと同じ状況にあると私は思っている。多くの疑問や質問が寄せられる。そして、いくつかのことを適応させようと変化させている。
しかし、サッカーを捉える道については変えない。このクラブにとってそれがどれだけいいものであるか。それがなければ、我々がいる意味がない」
「2年前のマンチェスター・シティの評価を見れば、ジョゼップ・グアルディオラがやったことに感心させられるだろう。
そして、彼はいいインスピレーションを与えてくれる。全てはすぐに何でも得られるものではない。特に、これをやりたいという野心があるのならばね」