『Planet Football』は14日、「イングランド・プレミアリーグの上位勢が残している試合から難易度を測る」という記事を掲載した。
シーズンも折り返しを過ぎてクライマックスが近づいていたプレミアリーグ。「ビッグ6」と呼ばれるクラブが上位を占める中、激しい戦いが繰り広げられている。
それでは、残りの試合で「ビッグ6」が対戦する相手の順位を一覧にしたものを見ていこう。
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マンチェスター・シティ(1位)の対戦相手
- ウェストハム:10位
- ボーンマス:11位
- ワトフォード:8位
- マンチェスター・ユナイテッド:4位
- フラム:19位
- カーディフ:17位
- クリスタル・パレス:13位
- トッテナム:3位
- バーンリー:15位
- レスター・シティ:12位
- ブライトン:14位
残りの対戦相手の平均順位:11.5位
マンチェスター・シティの相手は平均すると10位よりも下で、難易度は高くはない。トッテナムとマンチェスター・ユナイテッド戦だけが懸念事項か?
リヴァプール(2位)の対戦相手
- マンチェスター・ユナイテッド:4位
- ワトフォード:8位
- エヴァートン:9位
- フラム:19位
- トッテナム:3位
- サウサンプトン:18位
- チェルシー:6位
- カーディフ:17位
- ハダーズフィールド:20位
- ニューカッスル:16位
- ウォルヴァーハンプトン:7位
残りの対戦相手の平均順位:11.8位
リヴァプールの残り相手はマンチェスター・シティよりも平均順位が下だ。ただ、見れば終盤には残留争いで尻に火がついているであろう相手が多く、上位との対戦も多い。状況次第でシティよりも難しくなるかも?
トッテナム・ホットスパー(3位)の対戦相手
- バーンリー:15位
- チェルシー:6位
- アーセナル:5位
- サウサンプトン:18位
- クリスタル・パレス:13位
- リヴァプール:2位
- ブライトン:14位
- ハダーズフィールド:20位
- マンチェスター・シティ:1位
- ウェストハム:10位
- ボーンマス:11位
- エヴァートン:9位
残りの対戦相手の平均順位:10.3位
上位チームとの直接対決がまだ多く残っている。逆に言えば、そこでことごとく勝利を収めることができれば一発逆転が可能な状況ともいえる。新スタジアム完成後のプレーがどうなるか…。
マンチェスター・ユナイテッド(4位)の対戦相手
- リヴァプール:2位
- クリスタル・パレス:13位
- サウサンプトン:18位
- アーセナル:5位
- マンチェスター・シティ:1位
- ワトフォード:8位
- ウォルヴァーハンプトン:7位
- ウェストハム:10位
- エヴァートン:9位
- チェルシー:6位
- ハダーズフィールド:20位
- カーディフ・シティ:17位
残りの対戦相手の平均順位:9.7位
これは厳しい…。平均順位が高い上に、中盤で上位勢との対戦が続き、さらに終盤は残留争い真っ只中の2チーム。アーセナル戦からの7試合がスールシャール監督にとって大きなハードルになりそうだ。
アーセナル(5位)の残り試合
- サウサンプトン:18位
- ボーンマス:11位
- トッテナム:3位
- マンチェスター・ユナイテッド:4位
- ウォルヴァーハンプトン:7位
- ニューカッスル:16位
- エヴァートン:9位
- ワトフォード:8位
- クリスタル・パレス:13位
- レスター・シティ:12位
- ブライトン:14位
- バーンリー:15位
残りの対戦相手の平均順位:10.8位
トッテナム戦、マンチェスター・ユナイテッド戦を終えたあとは中位勢との対戦が続く。終盤の相手が残留を決めていれば、最後に一番楽になる可能性もありそうだが…。
チェルシー(6位)の対戦相手
- ブライトン:14位
- トッテナム:3位
- フラム:19位
- ウォルヴァーハンプトン:7位
- エヴァートン:9位
- カーディフ:17位
- ウェストハム:10位
- リヴァプール:2位
- バーンリー:15位
- マンチェスター・ユナイテッド:4位
- ワトフォード:8位
- レスター・シティ:12位
残りの対戦相手の平均順位:10位
上位勢との直接対決は少ないが、中位勢との対戦をかなり残しているため平均順位は高くなっている。最後の2試合が「降格もEL出場もない」相手になりそうなのが有利かも?