名古屋グランパスは21日、2019シーズンの副キャプテンに元ブラジル代表FWジョーが就任することになったと発表した。
現在31歳のジョーは、かつてCSKAモスクワやマンチェスター・シティ、インテルナシオナルなどでプレイ。2007年から2014年にかけてブラジル代表にも選ばれており、2014年に母国で開催されたW杯にも出場している。そんな世界を舞台に活躍してきたストライカーが、昨年からJリーグに参戦。名古屋グランパスへ加入すると、昨季は明治安田生命J1リーグ32試合に出場して24ゴールを記録し、見事得点王に輝いていた。
そんなジョーはクラブの公式サイトを通じて「副キャプテンに任命していただき、とても光栄です。副キャプテンに選ばれる前から、様々な部分で『チームを引っ張っていかなくてはいけない』と思っていました。より一層責任感を持ち、積極的にやっていきたいと思っています」と意気込みを語っている。
自身の好調とは裏腹に、チームは昨季まさかの残留争い。最終節までもつれ込み、残留が決まった際には涙を流して喜ぶ姿がとても印象的だったジョー。2年目となる今季は、エースとしてだけでなく、副キャプテンとしてもチームを牽引する。新シーズンのさらなる活躍に期待だ。