UEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグが開催され、イングランド勢のチェルシーとアーセナルがそれぞれホームで試合を迎えた。
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国内で不振に陥り、マウリツィオ・サッリ監督の解任説が浮上するなどチーム内で不協和音が聞こえるチェルシー。再び上昇気流に乗るため、1stレグで優位に立つマルメFFを攻め立てる。55分にウィリアンの低い弾道のクロスからオリビエ・ジルーが押し込んで先制に成功。マルメが退場者を出し、ロス・バークリーが芸術FKで追加点を奪取すると、終盤にはカラム・ハドソン=オドイが思い切りよく右足を振り切り、ダメ押しの3点目を決める。2戦合計5-1としたチェルシーが順当にコマを進めた。
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1stレグで0-1とまさかの敗戦を喫したアーセナルは、本拠地エミレーツ・スタジアムでBATEボリソフと対戦した。ベスト32敗退の可能性もある中、アーセナルが開始早々から攻勢に出る。右サイドからピエール=エメリク・オーバメヤンが早いクロスを送ると、相手DFのオウンゴールを誘発し2戦合計で同点に。序盤でペースを握ったアーセナルは、39分に右サイドからのCKを獲得すると、グラニト・ジャカが左足でクロスを供給。スコドラン・ムスタフィがヘディングシュートを叩き込み、2点目をゲットする。トドメと一撃となったのは60分。再びCKからジャカがクロスを送り、競り合いを制したソクラティス・パパスタソプーロスが頭で合わせてネットを揺らす。ホームゲームで借りを返したアーセナルが逆転でベスト16進出を決めた。