世界中のサッカー情報を網羅するQoly編集部が今、ちょっと気になっている選手を有名・無名を問わずにお届けする「今週の5名」。
第二回目の今回は、どんな選手たちが登場するのだろうか?
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グエン・コン・フオン
所属クラブ:仁川ユナイテッド(韓国)
アジアカップで日本代表を苦しめた「ベトナムのメッシ」は今月の13日、韓国・Kリーグの仁川ユナイテッドと契約を結んだ。
2016年はJ2・水戸に所属したものの怪我もあって活躍できず。しかし本人曰く日本でプレーしたことによってフィジカルや守備意識が磨かれ、技術的にも向上が見られるなど一皮剥けたのだという。
韓国行きは代表を率いるパク・ハンソ監督の影響を受けてのものだが、結果を残して再びJリーグに上陸してほしいものだ。(編集部Q)
トゼー
所属クラブ:ヴィトーリア・ギマランエス(ポルトガル)
ポルトガルリーグで今週末の注目試合といえばヴィトーリア・セトゥバウとヴィトーリア・ギマランエスの対戦だ。
別にこの2チームはライバルでもなんでもないが、セトゥバウにインスパイアされて名前を付けたのがギマランエスで、今ではそっちのほうが格上のクラブになっているという面白い関係である。
そしてそのギマランエスで今季キレているのが元ポルトの司令塔トゼー。サイドからチャンスを作る「20番」に注目すべし!(編集部K)
ヒデヨシ・アラカキ
所属クラブ:メルガル(ペルー)
戦乱の世を治め、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉と同じ名前を持つ男が遠くペルーに現れた。
首都リマに生を受けたヒデヨシ・アラカキは祖父母が日本人で、164cmと秀吉のように小柄ながら日本刀のように切れ味の鋭いドリブルを武器とする21歳の攻撃的MFだ。
彼は先日行われたコパ・リベルタドーレス予備選のカラカス戦(1stレグ)で、『CONMEBOL』の公式サイトから「この予備選(3回戦)で最も美しいかもしれない」と形容されるゴールを記録した。
年代別のペルー代表にも選ばれており、2013年に行われたU-15南米選手権では頂点に立っている。今後、秀吉が果たせなかった「大陸での野望」を成し遂げることができるだろうか。(編集部H)
エリアス・ゴメス
所属クラブ:アルヘンティノス・ジュニオルス(アルゼンチン)
ゴメスはロサリオ・セントラルで育成されてきた24歳の左サイドバック。
現在はローンでアルヘンティノスに所属しているが、その彼は先日、アルゼンチン1部リーグ第19節エストゥディアンテス戦でスーペルゴラッソを決めた。
たか~い弾道のクロスに豪快なジャンピングボレー!『キャプテン翼』級の衝撃的プレーに世界がザワついており、「プスカシュ賞」に推す声があるほどだ。(編集部I)
玉田 圭司
所属クラブ:V・ファーレン長崎(日本)
今年からJ2のV・ファーレン長崎へ加入した玉田圭司。
日本代表でも活躍したアタッカーは38歳になった現在も元気いっぱい。昨季、J1の名古屋グランパスでもキラリと光るプレーで見せつけた。
今季の長崎はリオ五輪代表の手倉森誠監督を招聘し、2月24日のJ2開幕戦では昨季3位の横浜FCとホームで対戦する。
一年でのJ1復帰を目指しコンパクトな4-4-2が早くも仕上がりつつあるなか、玉田がどんなプレーを見せるか注目だ。(編集部O)