1090枚の願い奉納 JALが諏訪神社に 長崎

 日本航空(JAL)の長崎支店と長崎空港所は22日、受験生や就職活動中の学生を応援しようと、大村市の長崎空港利用者に書いてもらった「願い札」を、長崎市上西山町の諏訪神社へ奉納した。
 7回目。昨年12月26日~2月21日、JALのチェックインカウンター前に願い札を掛けることができる大絵馬(高さ約1.2メートル、幅約2メートル)を設置した。集まった札は過去最多の1090枚。「大学合格」や「客室乗務員になれますように」などと祈願したもののほか「家族が健康で過ごせますように」などと書かれたものもあったという。
 諏訪神社には山岡慎一支店長(52)と長崎空港所の別納志歩さん(21)が参拝。拝殿に大絵馬と札を奉納し、神職からおはらいを受けた。別納さんは「多くの人に楽しみながら願いを書いてもらえてうれしかった。皆さんの願いがかなうよう気持ちを込めて祈った」と話した。

奉納された大絵馬と願い札をおはらいする神職=長崎市、諏訪神社

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