韓国もJリーグの熱狂羨ましい? 豪華すぎる神戸の”VIPトリオ”効果に驚き

豪華なヴィッセル神戸 photo/Getty Images

今季のJリーグ開幕を告げるゲームは、セレッソ大阪とヴィッセル神戸の関西ダービーとなった。これだけでも注目度抜群だが、今季は一味違う。昨季も神戸でプレイしていたアンドレス・イニエスタ、ルーカス・ポドルスキに加え、バルセロナなどで活躍したFWダビド・ビジャまでやってきたのだ。

この3人は名前の最初を取って「VIP」と呼ばれており、何ともピッタリくるユニット名だ。セレッソ戦では3人とも不発だったが、ビジャがキレのあるドリブルからシュートへ持ち込むなど可能性は感じさせてくれた。この3人の他にもセレッソから神戸への移籍を果たしたMF山口蛍との対決など、今回の開幕戦は見応え十分だった。

注目度も高かったためか、この試合では入場者数が4万人を超えた。この熱狂ぶりを韓国『スポーツソウル』も「VIPトリオの効果満喫。開幕戦に4万の観衆」と取り上げている。次々とワールドクラスの外国人選手がJリーグにやってきている現在の流れを韓国メディアも報道し続けていたが、Jリーグがどう変わっていくのかはアジアの国々も気にかけているのだろう。

「VIPトリオの効果は開幕から凄かった。ワールドカップを制覇したこともあるスター選手たちが見られるゲームにJリーグファンが注目するのは当然のこと。平日の夜にもかかわらずセレッソと神戸のゲームには4万2000人を超える観客が集まった」

同メディアはこのように伝えており、今季のJリーグは開幕から一味違う。優れた助っ人を獲得したのは神戸だけではなく、今季は興味深いチームが揃っている。日本国内はもちろん、アジアチャンピオンズリーグを含めJリーグがアジアサッカー界をどこまで盛り上げられるのか楽しみだ。

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