気象庁は25日、向こう3か月(3~5月)の天候の予想を発表した。 全国的に暖かい空気に覆われやすく、向こう3か月の気温は高い見通し。さくらの開花も早まる予想だが、冬の気温が平年より高かったことなどの条件が絡む影響で、東・西日本は昨シーズンほどの記録的な早さにはならない見込み。
なお、東日本太平洋側と西日本、沖縄・奄美では、南からの湿った空気や気圧の谷の影響を受けやすく、向こう3か月の降水量は平年並か多い予想となっている。
3月 全国的高温
北日本日本海側では、寒気の影響を受けにくく、平年に比べ曇りや雪(雨)の日が少ない見込み。東日本太平洋側と西日本では、湿った空気や気圧の谷の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少なくなりそうだ。また、暖かい空気に覆われやすく、気温は全国的に平年より高い見通し。
4月 天気は周期変化
東・西日本では、湿った空気や気圧の谷の影響を受けやすく、平年に比べ晴れの日が少ない見込み。全国的に暖かい空気に覆われやすく、気温は北日本で平年並みか高く、東日本以西で高い予想となっている。
5月 平年並みに近づく
北日本と東日本の太平洋側は、天気は数日の周期で変わる見込み。沖縄・奄美は平年と同様に、曇りや雨の日が多くなりそうだ。気温、降水量ともに、平年並みの地域が多い見込み。