SixTONES、SnowManら「映画 少年たち」の出演者がロケ地に集結!「ジャニーズの良さが詰まった映画です」

1969年の初演から50年、伝説として語り継がれる舞台「少年たち」が、「映画 少年たち」となって3月29日から公開される。出演はジャニーズJr.のグループ・SixTONESのジェシー、京本大我、髙地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹、Snow Manの岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介、向井康二、関西ジャニーズJrのグループ・なにわ男子の西畑大吾、室龍太、Aぇ!groupの正門良規、小島健ら人気、実力を兼ね備えたジャニーズJrのメンバー。そして、メガホンをとるのは、映画「超高速!参勤交代」シリーズ(2014、16年)や「空飛ぶタイヤ」(18年)の本木克英監督だ。

物語は、とある少年刑務所が舞台。犯罪に手を染め、収監された少年たちは、ケンカの絶えない日々を送っていた。ある日、そこに1人の新入りが入ってくる。しかし、彼は誰ともなじもうとせず1人で過ごしていた。そんな折、新しい看守長が赴任し、少年たちを暴力で支配し始める。地獄のような日々の中、少年たちはひそかにある計画を練り始める。

映画公開を前に、2月24日に撮影のメインロケ地となった旧奈良監獄にキャストと監督が集結し、100人の観客を前に映画にまつわるプレミアムトークショーを開催した。合わせて、本作が少年たちの再犯防止になることを願って、法務省と本映画が共同で制作したタイアップポスターも初披露された。

撮影以来、約1年ぶりにこの地を訪れた出演者たち。撮影当時を振り返りジェシーは、「寒くて、カイロを20枚くらい貼りながら撮影に臨んだ」と裏話を告白、松村は「寒かった分、実際の刑務所で過ごすようなリアリティーを作れたのでは」と振り返った。また、映画の最大の見どころでもある、冒頭8分間にも及ぶ1カットの撮影は、約2カ月の準備を要し、入念なリハーサルが行われたそう。ダンスが苦手と話す髙地は長回し開始から7分後に登場するため、「ミスをしたら一からやり直し、周りに迷惑をかけたらやばいと思った」と話し、相当なプレッシャーがあったようだが、本番では見事1発で撮影を終えたという。また、室は、「いかつい役作りをしていったら、病弱な役だった」と明かし会場の笑いを誘った。そして最後に、ジェシーが「友情、愛情、少年たちのいろんな思いが心に刺さっていただけたらうれしいです。また、ジャニーズの良さがたくさん詰まっている映画ですので、ぜひ楽しんでください」と締めくくった。

さらに、同日に大阪・なんばパークスシネマで舞台あいさつ付き特別試写会も行われた。300人の観客を前に京本は「関西では初めての試写会なので、ついに『少年たち』が始まるなという感じがして楽しみです」とあいさつ。続いて、関西チームから西畑が「こうやって、SixTONESが大阪に来てくださっているのはすごくうれしい!」と喜びを表した。また、映画出演が決まった時の心境について、3年間同作の舞台を務めてきた京本は「ジャニーさんの強い思いを受けて、3年間頑張ってきたんですけど、いざ映画化と聞くとうれしいと同時に責任感を感じ、すごく身が引き締まりました」とコメント。松村は「歴代数々の先輩たちがやられていた舞台なので、それがいよいよ僕らの代で映画化ということですごく貴重なことと、相当覚悟をしないといけない」と胸の内を明かした。続けて田中は「50年間続いてきた歴史ある舞台を僕たちのタイミングで映画化できるというのも、めぐり合わせがよかったのかなと思い、うれしかったです」と心境を語った。

また、8分間の長回しのシーンについてジェシーからは「カメラマン3人体制で、カメラに映らない時はすぐにしゃがんだりなど、すごく集中して挑みました。僕の場合は上半身だけ映っている時は下は早着替えしているシーンもあるので、ぜひ見てほしいですね」と撮影秘話が飛び出し、髙地は「8分間のワンカメショーがエンドロールでも流れるのですが、オープニングとは真逆の明るいバージョンで流れ、皆さんはそこでは笑顔になると思いますので楽しんでください」とメッセージを寄せた。

その後は、京都南座で「滝沢歌舞伎ZERO」に出演中で舞台あいさつに参加できなかった、SnowManからのサプライズ応援メッセージ届き、渡辺から「(森本)慎太郎あたりがいいコメントを言いまくってるんじゃない?」というフリを受けた森本が一発ギャグを披露し、会場は笑いに包まれた。続いて、さらなるサプライズとして向井と正門からの「会場はさらに盛り上がってますか?」という問い掛けに、今度は小島が一発ギャグを披露。しかし、会場は微妙な空気になり、「なんでそれやってん!」「小島それじゃないわ今! もっとあるやん」と室や西畑がツッコミ、会場はさらに盛り上がった。

© 株式会社東京ニュース通信社