ドラえもんがお出迎え 小田急線登戸駅がキャラ装飾

 小田急線登戸駅(川崎市多摩区)が人気漫画「ドラえもん」のキャラクターで装飾された。原作者の作品や世界観を紹介する「市藤子・F・不二雄ミュージアム」の最寄り駅であることから実現。26日に完成式典が行われ、新たな名所の誕生を祝った。

 

 駅名標や案内看板、ごみ箱はドラえもんを象徴する青と白にした上で、赤いラインや黄色の鈴の絵が施された。改札口横の壁面にはキャラクターが描かれ、ドラえもんの等身大フィギュアを設置。沿線観光地をPRするため、「どこでもドア」を模したデジタルサイネージ(電子看板)も通路の一角に配置された。

 

 通学中の小学2年の女児(8)は「毎日、ドラえもんが見られて、うれしいし楽しい。本当にかわいい」と言葉を弾ませた。

ドラえもんに見守られて、テープカットを行う右から水島登戸駅長、伊藤館長、星野小田急電鉄社長=小田急線登戸駅構内

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