サンフレッチェ広島は26日、同クラブのユースに所属するMF大堀亮之介が、ポルティモネンセ(ポルトガル1部)に加入することが決まったと発表した。
大堀は、2001年1月10日生まれの18歳。ジュニアユース時代から広島でプレイしており、ユースに昇格を果たした。昨年の『高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018』では、『WEST』グループの得点ランキングで3位(14ゴール)につける活躍を見せており、ファイナル進出に貢献。鹿島アントラーズユースとのファイナルでも決勝ゴールを決め、チームを優勝へ導いていた。こういった活躍もあり、U-17日本代表にも選出されている若き逸材だ。
一方、ポルティモネンセは今冬まで日本代表MF中島翔哉がプレイしていたクラブ。かつて浦和レッズでプレイし、日本を良く知るポンテ氏がクラブの副会長を務めている影響もあってか、近年は日本人選手に熱い視線を送っている。今冬の移籍市場でGK権田修一も獲得していた。大堀は当面の間、U-23チームでプレイするという。
広島の公式サイトを通じて「まず契約するにあたって、サンフレッチェ広島という素晴らしいクラブで成長させていただき、とても感謝しています。これからまた新しい環境でのスタートとなりますが、自信をもって自分の武器であるドリブル、シュートを存分に発揮し、1日でも早くトップチームで活躍できるよう頑張ります! そしてここで結果を出し、必ず日本代表入りします! 応援よろしくお願いします!」と海外挑戦への意気込みを語っている。