アブ・ディアビが32歳で現役引退。 未完の大器は度重なる負傷に悩また現役生活でした・・・。

ヴィエラ2世とまで言われた元フランス代表MFアブ・ディアビが32歳で現役生活に幕を下ろしました。

元フランス代表MFアブ・ディアビが先日現役引退を発表しました。2004-2005シーズンにAJオセールでプロデビューを飾ると、わずか2年でプレミアリーグの名門アーセナルへ移籍を果たし一躍有名となりました。188cm75kgという恵まれた体格から、「パトリック・ヴィエラ2世」とまで言われたディアビ。しかし、アーセナルに加入して4ヶ月後のサンダーランド戦で足首脱臼骨折の重傷を負い、戦線離脱。この負傷を境にディアビは度々負傷により戦線離脱をすることになってしまいます。2014-2015シーズンまでアーセナルに在籍していましたが、その間の負傷回数はなんと”42回”。2009-2010シーズンにはキャリアハイとなる29試合出場を果たし復活を印象付けましたが、その後は再び負傷を繰り返し、アーセナルのラストシーズンとなった2014-2015シーズンは試合出場”0”とヴィエラ2世とまで言われた未完の大器はこのシーズンでアーセナルでのキャリアを終える結果となってしまいました。その後は母国フランスのマルセイユに移籍し凱旋を果たしましたが、マルセイユでも負傷を繰り返し、先日現役引退を発表する運びとなりました。怪我で泣かされた現役生活。リーチの長い足を活かしたドリブル突破やボール奪取力、そして相手をあざ笑うかのようなテクニックが見れなくなるのは非常に残念ですね。

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