インディ500参戦のアロンソ。カーナンバーはマクラーレンにとって特別な“66”に決定

 5月26日に開催される第103回インディアナポリス500マイルレースにマクラーレンから参戦するフェルナンド・アロンソのカーナンバーが26日に発表された。アロンソが使用するのは、マクラーレンがコンストラクターとしてインディ500を初優勝を果たした時に使用していた“66”だ。

 2018年末でF1活動に区切りをつけたアロンソ。彼の現在の最大の目標は、世界三大レース(F1モナコGP、ル・マン24時間レース、インディアナポリス500マイルレース)を制することであることは広く知られており、唯一残されているインディ500に2017年以来自身2度目の挑戦を行う。

 2017年はマクラーレンと共にインディカーの名門アンドレッティ・オートスポートとコラボレートして参戦したアロンソ。2019年はマクラーレン・レーシング単独で参戦し、エンジンはシボレーエンジンを使用する。

 26日火曜日にマクラーレン・レーシングは、アロンソのカーナンバーを発表。前回のカーナンバー“29”からカーナンバー“66”に変更することが明らかとなった。

1972年にインディ500を制したマーク・ダナヒューとチームオーナーのロジャー・ペンスキー

 1970年からコンストラクターとしてインディ500に参戦していたマクラーレン。カーナンバー66は、ペンスキーから参戦したマーク・ダナヒューが使用していたナンバーで、1971年と1972年にはマクラーレンの車体を使用。1972年には、ダナヒューはインディ500を制し、マクラーレンにとっても“66”は名誉あるナンバーだ。

 1974年に1976年にジョニー・ラザフォードと共にインディ500を制しているマクラーレン。2019年の第103回インディ500でアロンソはマクラーレン3人目のインディ500ウイナーとなることができるだろうか?

2017年は5番手からスタートしリードラップも27周記録したがエンジントラブルでリタイアに終わった

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