ＴＢＳの高畑百合子アナウンサー（３８）が、平昌冬季パラリンピックのパラアイスホッケー日本代表の堀江航選手（３９）と２月１９日に結婚したことをブログで発表した。高校時代の１学年上の先輩で「当時から前向きに未来を切り拓く人でした」と紹介。「人生に起こったアクシデントを軽やかに乗り越えて、パラリンピアンにまでなっていた彼と、これまでのこと、これからのことを、時間を忘れて語り合いました。そうするうちに、２人で一緒にこれからの未来を作っていきたい、と 強く思うようになり、結婚に至りました」と自身の気持ちを明らかにした。高畑アナは現在、ＢＳ‐ＴＢＳ「報道１９３０」を担当している。
堀江選手については共同通信の記事（２０１８年３月９日、３月１３日）に詳しい。
「幼い頃からサッカーに打ち込んだ。体育教諭を目指して入学した日本体育大でもサッカー部に所属。３年だった２００２年、部活動の帰りにバイク事故に遭い治療も実らず左脚を切断した」
「退院後、友人に誘われて車いすバスケットボールを始めた。『２年半、仕事とバスケしかしていなかった』というほどのめり込む。車いすバスケの名門とされる米国の大学チームに入り、全米選手権優勝に貢献。大学院にも通った」
「卒業後はスペインでプロ選手として活躍。ドイツのチームに移籍し、リーグ制覇するなど功績を残した」
３０代前半で帰国後、ある選手からアイスホッケーを誘われた。「約２カ月後にはイタリアに遠征し、１６年までに世界選手権に３度参加」するなど、日本代表の中心メンバーの１人になった。
活動はこれだけではない。「米国で没頭していた車いすソフトボールを日本で発展させるため、１３年４月に協会を設立。数年前からはブラジリアン柔術も始めた。１７年４月からは日体大大学院の博士課程で障害者スポーツを研究しており、見せる横顔は多様だ」
【高畑アナのブログ全文】
今日は一つご報告があります。
先週、新しい1歩を踏み出しました。
２月１９日に、堀江航さんと結婚しました！
彼は都立駒場高校の一学年上の先輩で、
当時から前向きに未来を切り拓く人でした。
そしてこうして再会するまでの間に
人生に起こったアクシデントを軽やかに乗り越えて、
パラリンピアンにまでなっていた彼と、
これまでのこと、これからのことを、時間を忘れて語り合いました。
そうするうちに、２人で一緒にこれからの未来を作っていきたい、と
強く思うようになり、結婚に至りました。
文字通り『二人三脚』で、毎日を力強く歩んでいきたいと思っています。
今後とも、皆さまどうぞ宜しくお願いします！！
高畑（堀江）百合子
（構成 共同通信＝柴田友明）
