デル・ピエロが米国クラブのオーナーに…その背後にはレアルやユーヴェも?

24日、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が「アメリカでクラブのオーナーになった」と発表していた。

そのクラブはロサンゼルスに本拠地を置く「LA10 FC」。創設されたのは2008年であるが、以前は『LAローマFC』という名称だった。

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実質アメリカの6部となる独立リーグ、UPSL(United Premier Soccer League)に参戦する。

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そのクラブの株式を昨年アレッサンドロ・デル・ピエロが取得し、オーナーグループの一員になったという。

ただ、このプロジェクトはただデル・ピエロがアメリカのクラブを買ったというだけではない。

LA10 FCとパートナーになるのは、EDGE Americas Sportsという会社。これはデル・ピエロとジェフリー・ファランが組んで設立されたスポーツマーケティング会社だ。

そしてEDGE Americas Sportsと提携しているのがレアル・マドリーとユヴェントス。

EDGE Americas Sportsは他にもパリ・サンジェルマン、ミラン、アーセナル、セルティックとライセンス契約を結んでおり、アメリカでのプロモーションやグッズ展開を担当しているのだ。

まさに、これは大きなマーケティングのプロジェクトの一端として行われているものの一つといえる。このLA10 FCはこれからどのような活動をしていくのか、注目が集まりそうだ。

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