いじめない社会へ 横浜で呼び掛け

 「いじめストップ!」を合言葉に、多様性を認め合う大切さを発信する「ピンクシャツデー2019in神奈川」のキャンペーンが27日、横浜駅東口の新都市プラザ(横浜市西区)で開かれた。2月のピンクシャツデー月間のファイナルイベントで「人と人が寄り添い、絆を強める横浜に」と呼び掛けた。

 この日のキャンペーンでは、いじめ自死遺族らが設立したNPO法人ジェントルハートプロジェクト(川崎市川崎区)の小森美登里理事が「大人は、子どもに『生まれてきてくれてありがとう』と心を込めて伝えて。愛されている実感がいじめのない社会を生む第一歩」と訴えた。

 売上金の一部を寄付するなど活動を支援する菓子販売のありあけ(横浜市中区)の藤木久三会長と、女優の五大路子さんもトークセッションを行い、「子どもは地球の宝物。それぞれの立場でできることをしていこう」と活動への参画をアピールした。

「いじめストップ!」ピンクシャツデーのイベント開催

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